AIなら数秒で動画アイデアを一ページ分出せます。難しいのは、自分たちの視聴者に合い、新しい価値があり、手の届かない制作予算を必要としないアイデアを見つけることです。
クリエイター調査のAIエージェントKaboをCodexプラグイン経由で使い、公開コンテンツの調査と自分たちの素材を同じタスクに取り込みます。そこから候補を絞り、制作に使える企画書へまとめます。
YouTube、Instagram Reels、TikTokで使える方法です。調査のたびにプラットフォームと形式を一つずつ選びます。後半の旅行の例はあくまで実演用で、教育、レビュー、料理など、ほかの制作分野にも同じ手順を使えます。
1. Codexに役立つ出発点を渡す
まず、視聴者が自分たちの動画から何を得るべきかを考えます。「料理に興味がある人」では広すぎます。「レシピが失敗した理由を知りたい、家庭料理の初心者」なら、取り組むべき具体的な問題が見えてきます。
メモと使える素材を入れた小さなプロジェクトフォルダーを作ります。以下のチェックリストをメモにコピーし、分かることを記入して、当てはまらない項目を削除します。ファイル名は提案です。最初から立派なブランド資料を用意する必要はありません。
フォルダーをローカルプロジェクトとして開きます。簡単なメモで十分です。既存の映像は役立ちますが、新しい撮影を企画しても構いません。より大きなプロジェクトが必要な場合は、Codexのクリエイター向けワークフローで整理方法を確認できます。
[ ] creator-brief.md — 視聴者:[誰]。視聴者の問題:[何]。プラットフォーム / 形式:[場所 / 長さ]。自分たちの視点:[付け加える価値]。 [ ] recent-posts.md — タイトルまたはリンクを5–10件と、すでに扱ったテーマ。新しいアカウントなら、代わりに参考クリエイターを2–3人追加。 [ ] original-proof/ — 自分たちのテスト、授業メモ、製品体験、直接観察したこと。 [ ] available-assets.md — 映像、写真、画面録画、道具。ファイル名と各素材が何を示すかも記載。まだ映像がなければ撮影できるものを列挙。 [ ] voice-and-limits.md — 文章のサンプル一つ、時間 / 予算、撮影できないもの。 [ ] open-checks.md — 足りない素材、確認する事実、確認する許可。
2. Kaboを接続して新しい情報を調べる
CodexにKaboプラグインをインストールしてログインし、認証後は新しいタスクを開いてツールを更新します。Kaboの調査ツールが使える状態か、Codexに確認させてください。
これで、自分たちの企画書と並行して、公開動画やクリエイターを調査できます。まずは小さく始めます。大きなレポートより先に、関連する情報源が必要です。必要な機能が使えなければ、タスクを絞り、その制約を明示しておきます。
3. タイトルより先に問いを調べる
「バズった動画を探して」では依頼が曖昧です。代わりに、関連するクリエイターは視聴者のどんな問題を解決していて、自分たちはどこに役立つ価値を加えられるかを聞きます。
ソフトウェアの講師なら設定の問題を、レビュアーなら分かりにくい製品の長所と短所を調べるかもしれません。比較できる例を揃えるために、プラットフォーム、形式、公開期間を一つずつ選びます。
無関係な例は除きます。同じアカウントの最近の背景情報が返された場合は、公開数値と併せて使います。比較基準がなければ未解決のままにします。人気の参考例は手掛かりであって、自分たちの動画の予測ではありません。
もっと詳しく調べるなら、YouTube調査ワークフローを使うか、公開コメントで未回答の質問を探す方法を試します。本当の課題が位置づけなら、競合のコンテンツ選択を比較します。
最初に creator-brief.md と recent-posts.md を読んでください。Kaboを使い、[プラットフォーム]で、[形式]、[開始日]から[終了日]までに公開された、[視聴者の問題]に関する関連公開動画を最大6件探してください。 短い情報源リストを返してください。項目はURL、クリエイター、日付、視聴者の問い、取得できる公開指標、自分たちが加えられる価値です。欠けているデータを明示してください。観察と解釈を分け、再生回数から視聴維持率を推測しないでください。アイデアを提案する前に情報源を示してください。

4. 存在する理由のあるアイデアを三つ求める
「スプレッドシートの整理」はテーマです。「共有シートを次の人にも分かるようにする三つのレイアウト判断」が切り口です。これなら問題、実演、得られる価値を思い描けます。
各アイデアを三つの観点で判断します。視聴者に必要か、自分たちは何を加えるか、制作できるか。 入手できない製品が必要だったり、直前の投稿と重複したりするなら、修正するか保留にします。
タイトルを磨く前にアイデアを選びます。YouTube版なら、約束する内容が明確になったあとで、タイトル生成ツールを使って表現を検討できます。
プロジェクトのメモと、いま確認した情報源を使って、オリジナルの動画アイデアを3案提案してください。各案に、視聴者の問い、仮タイトル、自分たちの切り口、実演できる証拠、必要素材、制作の手間を示してください。 最近の投稿や参考動画との違いを説明してください。テスト結果を作り上げたり、映像を持っていると決めつけたりしないでください。[時間 / 予算]内で制作できる案を一つ勧め、理由と未確認事項を示してください。まだ完全な脚本は書かないでください。
簡単な例:旅行動画を選ぶ
初めて旅行する人の都市旅行を手伝っているとします。すでにリスボンのガイドを公開していて、雨の中の散歩、トラムの待ち行列、アパートのキッチンの映像があります。ナレーションは録れますが、もう一度旅行はできません。
関連する視聴者の問題を調べたあと、実演用に次のような案を作れます。
- 「雨で変わった、私たちのリスボン計画」 雨の映像と旅行メモを使い、実際に行った計画上の判断を説明します。
- 「次は予定に織り込みたいトラムの行列」 自分たちの訪問経験を通じて一つの判断を掘り下げ、現在の交通情報は別途確認します。
- 「小さなアパートのキッチンが旅をどう変えたか」 自分たちの料理映像で、便利さと引き換えになる点を示します。
視聴者のニーズと自分たちの証拠が最もよく合う案を選びます。これらは説明用に作った例で、報告されたトレンドの調査結果ではありません。教師なら授業の実演を、レビュアーならテストを持ち込みます。手順は同じです。
5. アイデアが変わる修正を一つ伝える
最初の案が完全なガイドを約束していても、実際には一つの判断しか示せないかもしれません。範囲を絞ります。
修正版を確認します。Codexは範囲を狭めたか、足りない実演を指摘したでしょうか。形容詞を新しくしても、不明瞭なアイデアは直りません。
形式が未定なら、同じ概念の短い実演と長めの説明を求め、それぞれの必要条件を比較します。冒頭と映像ができたら、動画フックのワークフローで約束と実際の内容が合っているか確認できます。
アイデア[番号]を修正してください。視聴者の問いは残し、約束する内容を手元の素材で実演できる一つの結果に絞ってください。持っていない映像、製品、アクセス権が必要な部分は削除してください。 修正後の約束、冒頭、3つの主要な展開、まだ足りない素材を示してください。何をなぜ変えたのか説明してください。
6. 制作に使える企画書を保存する
次に作るのは制作企画書です。タイトルの山を増やすことではありません。執筆や収録の前に開き直せるよう、プロジェクトに保存します。ソフトウェア講師なら、実演用シート、見せるべき分かりにくいレイアウト、実演する三つの変更を明記することになります。
ナレーションと画面のメモが必要になったら、脚本作成ワークフローへ進みます。仕上げは普段の編集ソフトで行います。CapCutも、クリップ、ナレーション、字幕を組み合わせる選択肢の一つです。
ほかの案も、必要なものをメモして残します。複数の案が準備できたら、コンテンツカレンダーのワークフローで執筆、撮影、編集、確認を計画できます。今の段階では、明確なアイデア一つと次の行動が有用な成果です。
アイデア[番号]を、このプロジェクトの video-brief.md にまとめてください。視聴者、プラットフォーム / 形式、視聴者への約束、独自の切り口、冒頭、3つの主要な展開、情報源のリンクを含めてください。 各ファイル名、使う場所、まだ収録が必要な内容を記した素材チェックリストを追加してください。確認する事実と、次の3つの行動を列挙してください。不足素材にはプレースホルダーを使い、証拠を作り上げないでください。脚本に進む前に企画書を見せてください。
作例は手順を説明するためのものです。実行するときは、自分の素材と実際の調査結果を使ってください。